こどもの成長が遅いと感じたら・・・発達障害・知的障害・成長障害③
他のこどもと比べて、言葉が出るのが遅かったり、あまり遊ばなかったり、ちょっとした会話のやりとりもうまくいかないような成長が遅いとき、病気による成長障害のほか発達障害や知的障害の可能性があります。
また、何度注意しても同じ事を繰り返していうことをきかないような育てづらいこどもも、発達障害の傾向があるといわれています。
こどもの成長について考える3回目は、発達障害について詳しくご紹介します。
発達障害とは
発達障害とは、発達の偏りのこと。
成長するにつれてさまざまなことができるようになるのとちがって、ある部分はできるのに、ちがう部分は苦手、といった凸凹した印象を受けます。
発達が遅れる状態は、知的な遅れで知的障害と呼ばれます。
とくに発達障害は、こどもが発達していくプロセスで独特な偏りも見せながら成長していくため、親御さんにとっては育てにくいと感じるシーンも少なくありません。
年齢が上がるにつれて発達していくこどもとちがって、発達障害のあるこどもは他のこどもと明らかに違う特徴が増えていきます。
発達障害と知的障害のちがい
発達障害には、自閉症スペクトラム(ASD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)が代表的です。
一口に発達障害といっても、それぞれ特徴が異なり、得意なことや苦手なことが大きく違います。
・自閉症スペクトラム(ASD)
人間関係が苦手
こだわりが強い
・注意欠陥多動性障害(ADHD)
衝動的に行動する
じっとしていられない
不注意が多い
・学習障害(LD)
読み、書き、計算など、学習面での能力に制限がある
なお、知的障害は、知的な発達に遅れがある状態を指します。
得意なことと不得意なことがはっきりしている発達障害とちがって、発達全般に遅れが見られるのがポイントです。
日常生活に大きな支障をきたしています。
なお、発達障害や知的障害は、複数が重なり合う場合もあるのも知っておきましょう。
発達障害のこどもの成長の特性
発達障害の『特徴』を持つこどもはたくさんいます。
たとえば、お菓子が欲しくてずっと「お菓子!お菓子!」とこだわり続けている光景は子育てで珍しくありません。
強いこだわりを見せるという意味では自閉症スペクトラム(ASD)の傾向があるといえなくはありません。
しかし、だからといってそのまま診断につながるわけではないのがポイントです。
こどもの成長や発達には個性があります。発達障害も成長の特性のひとつで、個人差が大きいものです。
こどもの成長とともに発達支援を続けるNew Step大阪
吹田の放課後等デイサービス・New Step大阪でも、1人ひとり個性豊かな成長をしながら元気に過ごしているこどもたちが通っています。
とくにNew Step大阪では、運動療育やソーシャルスキルトレーニングをベースに発達支援を続けながら、発達障害のあるこどもたちが日常生活を暮らしやすくしていくことを方針にしています。
もし「こどもの成長が遅い」「発達障害かもしれない」と感じたら、まずは乳幼児健診や小児科医に相談してみましょう。
発達障害とわかった場合、放課後等デイサービスのように発達を支援する福祉サービスをうまく活用して、こどもの特性をつかみながらよりよい毎日にしていくサポートを続けていくことがポイントです。
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