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2023-10-22

大阪万博に大阪のこどもは無料で入場できるってほんと?2025年の大阪・関西万博まとめ

いよいよ2025年に迫った大阪万博。

最近、大阪府がこどもたちを無料で招待すると発表し、より一段と話題となっています。

ただ、大阪万博はいつからいつまでなのか、こどもも参加しやすいイベントなのか、色々と気になっている方も多いのでないでしょうか。

そこでこの記事では、2025年開催予定の大阪万博について詳しく紹介します。

大阪万博の開催ポイント

大阪万博の名称や開催期間、テーマ、サブテーマは次の通りです。

名称

2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)
EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN

開催期間

2025年4月13日から2025年10月13日まで

大阪万博は2025年の4月から10月まで約半年間、大阪市内で開催されます。

開催地

夢洲(大阪府大阪市)

開催地は、大阪市の西部に位置する此花区の夢洲(ゆめしま)と名付けられた人工島です。

この島はかつて海域であったエリアを埋め立てて造成され、総面積は390ヘクタール。そのうち155ヘクタールが万博の会場として計画されています。

テーマ

いのち輝く未来社会のデザイン – DESIGNING FUTURE SOCIETY FOR OUR LIVES

サブテーマ

  • Saving Lives (いのちを救う)
  • Empowering Lives (いのちに力を与える)
  • Connecting Lives (いのちをつなぐ)

参照:開催概要 _ 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

想定入場者数は約2,820万人で、世界各国から来場者が訪れ、その年最大の国家的なイベントになる予定です。

「EXPO COMMONS」とは?

25年の実際のイベントが始まる前から、独自のオンラインプログラムを展開する計画です。

以前は「サイバー万博」の仮名で呼ばれていましたが、2022年12月に正式名称として「EXPO COMMONS」が発表されました。

このプラットフォームは、25年の万博が開催された後も、独立して知識や技術を集約・共有する場として機能し続けることを目指します。オンライン化することで、物理的な会場に足を運ばなくても参加でき、問題解決のサイクルを高速化します。

大阪・関西万博では、この「EXPO COMMONS」を活用し、メタバース、ファンダムエコノミー、Web3.0などの新しい概念を取り込んで、革新的なプラットフォームの開発を進めています。

参照:EXPO COMMONS _ 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

大阪・関西万博で見込まれる経済や技術への大きな効果

イベント期間中に2800万人以上の人々が訪れると見込まれ、万博自体による経済的影響は2兆円以上とされています。さらに周辺の大規模なイベントや国際会議による波及効果を含めれば、追加で約3900億円の経済効果が期待されています。アジア太平洋研究所の試算によれば、総合的な経済効果は2兆3,700億円に達する可能性があります。

次世代技術のプラットフォームとして 日本及び大阪府は、この万博を新しいテクノロジーを発信する重要な舞台として位置づけています。SDGsや持続可能な社会、多様な社会課題への解決策といった新しいテクノロジーや知識が世界各地から寄せられると予想されています。これを通じて、日本がSDGsの先導者であり、先進的な技術力を持っていることを全世界にアピールする計画です。

日本が直面する少子高齢化や経済の停滞に対して、大阪・関西万博は新しい産業の創出や中小企業、ベンチャーの活性化につながる可能性があります。コロナウイルスの影響を完全に克服し、新たな社会像を築くための弾みとなることが期待されています。

こどもたちが参加する「ジュニアEXPO2025教育プログラム」とは?

ジュニアEXPO2025教育プログラムとは、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、子どもたちにSDGs(持続可能な開発目標)や万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」について学び、興味・関心を高めてもらうための総合教育プログラムです。このプログラムは、当初大阪府内の小中学校を対象に開始され、その後関西圏、日本全国へと展開が広がりました。2023年度以降は、海外の日本人学校などの在外教育施設も対象としています。

教育内容としては、専用教材に基づいた映像やテキストを使って、約10時間の総合的な学習が行われます。教育プログラムは学校のカリキュラムに柔軟に組み込むことができるよう、3時間程度で完了する短縮版教材も用意されています。

さらに、SDGsに注力する企業が自らの活動を発表する「リサーチミーティング」や、子どもたちが学習成果を発表する「ジュニアEXPO」といったイベントも予定されています。これにより、子どもたちは社会課題解決に関わる実際の取り組みを知り、自らもアイデアを発表する機会を得られます。

参照:ジュニアEXPO2025教育プログラム _ 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

大阪のこどもは入場料無料ってほんと!?

大阪府は2023年8月30日、2025年に開催される大阪・関西万博で、府内に居住または在学している4歳から高校生までを無料で招待すると明らかにしました。

府内の小中高生に対しては、学校単位での校外学習の形で参加させることを主軸とし、4歳と5歳の子どもたちには入場チケットを配る予定です。

対象者としては、大阪府内の小中高校に通学している生徒や、府内に住む4歳と5歳の子どもたち、さらに府内在住で府外の学校に通う生徒まで、合計で約102万人が該当すると府は発表しています。

詳細はまだ決まっていませんが、大阪府のこどもたちは大阪万博に無料で入場できることは明るいニュースです。

将来の日本を担うこどもたちにとってプラスの体験になる期待されています。

参照:大阪の子ども全員、万博へ無料招待 吉村知事「未来社会に触れて」:朝日新聞デジタル

まとめ:大阪万博に大阪のこどもは無料で入場できるってほんと?2025年の大阪・関西万博まとめ

いよいよ2025年に迫った大阪万博。大阪府がこどもたちを無料招待すると発表するなど、今後の動向が気になります。

世界中からさまざまな科学技術を見て触って体験できる絶好の機会です。

ぜひ開催期間中に一度は訪れたいものですね。

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