吹田の発達障がいのこどもが通うエミアス江坂はどんな施設?
「放課後等デイサービス」や「児童発達支援」は、こどもの発達障がいのための発達支援のサービスでよく使われる福祉サービスです。
「おこさまの療育について発達支援の情報を調べている」
「小学校や市役所の窓口で発達障がいや知的障がいをもつこどもたちのための放デイや児童発達支援を教えてもらった」
こうして放課後等デイサービスを知る親御さんも少なくないでしょう。
大阪の吹田にある「エミアス江坂」は、こうした放課後等デイサービスや児童発達支援を提供する福祉施設です。
この記事では、児童発達支援や放課後等デイサービスを初めて知った方にもわかりやすく、それぞれの施設の特徴に触れてから、エミアスの基本情報や利用方法、療育のポイントなどをまとめてご説明します。
エミアス江坂は放デイや児童発達支援の施設
大阪・吹田にあるエミアス江坂は、江坂駅から徒歩約9分にある放課後等デイサービスと児童発達支援の福祉施設です。
普段エミアス江坂には、発達障がいや知的障がいを持つ3歳から18歳の児童が利用しています。
つまり、対象年齢は、未就学児をはじめ小学生から中学生、高校生までのこどもたち。
ただし、場合によっては20歳まで対応していていて、幅広い年齢のおこさまが通える放課後等デイサービスです。
放デイとも呼ばれる放課後等デイサービス。
実は、未就学児は児童発達支援、小学生以上は放デイというように施設の種類は異なります。
似たようなサービスを提供しているため、一般的にまとめて呼ばれることも多くなっています。
ちなみに、放デイや児童発達支援は障害児通所支援事業に含まれる福祉サービスです。
2種類ある障害児通所支援事業
①児童発達支援事業所
通うことができるおこさまは、未就学児(小学校入学以前)です。
発達障がいや知的障がいを持つ子どもたちが親御さんとペアで通所します。
施設で過ごす時間は数時間程度。療育に詳しい職員から指導やアドバイスを受けながら、発達支援のサービスが受けられます。
②放課後等デイサービス(放デイ)
小学校に入学する7歳から18歳までのこどもたちが対象です。
中学生や高校生、施設によっては20歳までの障がいをもつこどもたちを受け入れています。
幅広い年齢や障がいの種別、発達段階のこどもたち1人ひとりの特性に合った発達支援が受けられます。
利用時間は、平日、学校が終わってからの放課後、そして夏休みや冬休み、春休みなどの長期休暇期間中です。
エミアス江坂では、放課後等デイサービスだけでなく①の児童発達支援もおこなっています。
エミアス江坂の3つの特徴
エミアス江坂には次の3つの魅力があります。
1.多彩なカリキュラムで能力や個性を育む
施設の名前の「エミアス」とは、「笑み明日」が由来です。
みんなで明日も笑顔で過ごせる日常生活を目指して療育をおこなっています。
療育の現場では、個別療育と集団活動を組み合わせて、日常生活のさまざまなシーンを利用したカリキュラムを取り入れています。
・掃除
こどもたちが分担して施設内の掃除をおこなっています。
掃除の方法や習慣を身につけることは、大切な自立支援のひとつです。
日課として、こどもたち1人ひとりの能力に合わせて役割分担をして施設を美しく整えます。
こどもたち同士はもちろんのこと、スタッフも一緒に過ごす空間づくりをしています。
・エクササイズ
1人ひとりのこどもに合わせた運動や体操を取り入れています。
利用者の持っている能力を維持向上するため、楽しみながら五感を刺激する運動です。
それぞれのペースで身体能力を伸ばす運動をおこなっています。
・おやつ作り
自分たちと食べるおやつをその手で作る機会を通して、みんなで一緒に作ったおやつを味わいます。
季節行事に合わせたおやつ作りも取り入れていて、季節を感じるおやつ作りも積極的に組み込んでいます。
・ビューティー
整髪や基本的なメイク方法、服の着方や身だしなみなど、自立に必要な身支度の基礎を練習します。
楽しんで学べるように、コスプレやメイクなどの企画も開催しています。
・鑑賞・ゆとり・DVD鑑賞
音楽を聞いたり、作品を見たり、芸術性やクリエイティブな気持ちを刺激する時間も大切にしています。
また、ゆとりの時間を設けて、こどもたちがリラックスできる時間も設けています。
余裕を持った療育カリキュラムのため、こどもたちの個性をつかんで、サービスのブラッシュアップを図ります。
2.季節の行事や特別なイベントも
クリスマスやひな祭りなどの季節のイベントも積極的に開催しています。
年中行事は、お正月や節分、こどもの日や夏休み、ハロウィンなど、季節を感じる行事を通して、日本や海外の風習や文化に触れる大切な機会です。
このほか、こどもたちからやってみたいことの声を受けて、さまざまなレクレーションの企画をすることもあります。
また、季節や地域社会を感じられるように散歩や外出レクも普段から取り入れています。
外出時には、道路の歩き方から信号の守り方など、交通ルールを教える交通指導も。
外出できない雨の日は、DVDなどで鑑賞しながら交通ルールを学びます。
このほか、定期的に避難訓練もおこなっています。
こどもたちとスタッフ全員が参加。いざという時に慌てずに行動できるように、繰り返し実施します。
3.笑顔で過ごせる療育サービスを目指す
利用者のこどもたちはもちろんのこと、親御さんやスタッフ全員が笑顔で過ごせる環境づくりに努めています。
こどもたちに不安や混乱を与えやすいスタッフの頻繁な入れ替わりをなくして、安定した療育体制が維持できるように、職場環境の整備にも力を入れています。
将来自立した生活をおこなうことがエミアス江坂の療育目標です。
自立支援を目指してさまざまな療育カリキュラムが組まれています。
こどもたちの療育で大切なことは、日々の取り組みを通して小さなステップを積み重ねて昨日よりも今日、今日よりも明日というように、ひとつずつできることを増やしていく姿勢です。できることが増えるたびに、こどもたちに笑顔が生まれて自信がついていきます。
こどもたちとともに成長していく感動をシェアしながら、日常の療育を通して地道なサポートを続けています。
また、創業者である社長は、出身地の地元の市役所在職中に福祉部に在職していた経験から、人脈や経験を活かした事業展開をモットーにしています。
こどもたちや親御さんの気持ちを察知したり、相談内容を受けとめて、提供しているサービスをさらにブラッシュアップ。
自立した生活を目指して、将来につながる療育を心がけています。
エミアス江坂の一日の流れ
①来所 13:30〜
支援学校まで施設の送迎車でお迎えにいきます。
仲良く登園したら、元気よくあいさつをしましょう。
②自由時間やレクの時間 14:00〜
みんなで自由に遊んだり、レクレーションをしたり、学校から離れた時間をリラックスして過ごせる時間を設けています。
③おやつタイム 15:00〜
楽しく話しながらおやつを食べたり、休憩をしています。
④療育活動 15:50〜
体操や運動、個々の課題など、スタッフがサポートしながら施設で用意したカリキュラムをこなします。
⑤掃除 16:30〜
自立支援のため、自分たちが使った場所の掃除にも力を入れています。
⑥帰りの会 17:00〜
一日を振りかえって、帰宅まで心を落ち着ける時間です。
⑦お帰りのあいさつ 17:15〜
こどもたちやスタッフと帰る前のあいさつを交わします。
⑧退所・自宅への送迎スタート 17:30〜
エリア別で順番に施設の送迎車で自宅までお送りします。
エミアス江坂を利用するまでの5つのステップ
エミアス江坂におこさまを通わせてみたいと思ったら、次の5つのステップで利用をスタートします。
1.エミアス江坂に問い合わせする
電話で相談受付をしましょう。
利用に先だって、まずは見学や体験をおこないます。
親御さんとおこさまの都合を伝えたら、エミアス江坂から施設の見学・体験日時を提案してくれます。
見学・体験のときの交通手段も知らせておきましょう。
2.見学・体験をする
当日は、親御さんは施設内やこどもたちの様子を見学します。
おこさまは、スタッフのサポートで施設内でひとりで遊んだり、通所している他のこどもたちの活動に参加します。
おこさま自身の感触や感想と、親御さんの印象を大切にして、利用するかどうか決めましょう。
3.受給者証の手続きをする
放課後等デイサービスや児童発達支援を利用するには、市町村の交付する通所受給者証が必要です。
放デイや児童発達支援といった福祉サービスを初めて利用する場合は、お住まいの市役所または区役所の障がい福祉課に相談してください。
通所受給者証には月額負担額と利用上限日数が記載されていて、おこさまごとに自己負担金額や利用できる日数が異なるので注意しましょう。
4.エミアス江坂と利用契約を結ぶ
エミアス江坂が用意した書類で正式に利用契約を結びます。
契約のときには、受給者証のほか療育手帳や障害者手帳、認め印が必要です。
5.利用スタート
個別支援計画書を作成して、療育内容を確認します。
また、学校からエミアス江坂まで、エミアス江坂から自宅までの送迎方法を確認。サービスの利用開始日も決めます。
エミアス江坂の基本情報
・サービス提供時間
平日 13:30〜17:30
土曜・祝日・長期休暇 10:00〜17:30
日曜休み
・営業日
月曜日~土曜日(日曜日、年末年始、夏季3日間は休日)
・送迎
支援学校、校区へのお迎え・自宅へのお送り
・対象
市町村より障害児通所給付費の決定を受けている就学児童
定員 1日10名
送迎 送迎あり(地域についてはご相談ください)
・ご利用料金
利用料の1割が自己負担額
ただし、1割が負担上限額を超えた場合は、上限額が自己負担額
おやつ代などの経費は実費請求
▽利用料金の自己負担上限額のポイント
所得区分 | 負担上限額 | 負担上限額 |
---|---|---|
生活保護 | 0円 | 生活保護受給世帯 |
低所得 | 0円 | 市区町村民税非課税世帯 |
一般1 | 4,600円 | 市区町村民税非課税世帯(概ね890万円/年以下の世帯) |
一般2 | 37,200円 | 上記以外 |
児童福祉法に基づく放課後等デイサービスとして運営しているエミアス江坂では、サービス利用料金額の原則1割が自己負担金額です。
運営会社のプロフィール
・会社名
株式会社 西都
・設立年月日
西暦2010年6月25日
・本社所在地
大阪府寝屋川市成田町24-15
・資本金
500万円
・代表者
代表取締役 田根 敬
・従業員数
10名
・業務内容
放課後等デイサービス・児童発達支援
・サービス提供時間
平日 13:30〜17:30
土曜 10:00〜17:30
祝日 10:00〜17:30
日曜 休み
長期休暇 10:00〜17:30
・グループ会社
新生印刷加工株式会社
エミアス江坂周辺のよく似た施設
①エミアス五月
・施設の種類
児童発達支援・放課後等デイサービス
・公式ホームページ
http://emias-saito.com/
・住所
〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3-8-27 2F
・電話番号
06-6337-0301
②New Step大阪吹田教室
・施設の種類
放課後等デイサービス
・公式ホームページ
https://ns-osaka.com/
・住所
〒565-0834 大阪府吹田市五月が丘北5-10 メイカーサ千里PART2 1F
・電話番号
06-6877-7280
③サンティパープ南吹田教室
・施設の種類
児童発達支援・放課後等デイサービス
・公式ホームページ
http://santyparp.com/
・住所
〒564-0063
大阪府吹田市南吹田1-18-25
・電話番号
06-6319-555
④エコルド吹田教室
・施設の種類
児童発達支援・放課後等デイサービス
・公式ホームページ
https://www.d-forum.org/
・住所
〒564-0028
大阪府吹田市昭和町3番2号アーバンササジマS1
102号
・電話番号
050-3503-5219
⑤とことこ
・施設の種類
児童発達支援
・公式ホームページ
http://viewplus-npo.com/tokotoko.html
・住所
〒566-0001
大阪府摂津市千里丘7-10-24 アメニティ・ブワ201号・205号
・電話番号
06-6155-4448
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